今時、日本で胃を切るなんて!!!胃穿孔(イセンコウ)

胃壁に穴があくこと。胃潰瘍が進行し起こることが多い。胃の内容物が腹腔に漏れ出すため急性腹膜炎を起こし,救急手術が必要となる。
これになりました。


営業の仕事で客先に行ってた時、急激な腹痛で断りを入れて営業所へ戻ったのです。席に着き、水を飲んだとたんに激しい左肩の痛みで椅子から立てなくなり救急で搬送されされ病院へ行きました。レントゲンが足が曲げられずに取れませんでした。その夜、集中治療室でも痛くてナースを呼び気が付いたときは術後で病室に戻った時でした。
今時、胃を切るのは癌ぐらいなので医者も十二指腸潰瘍とかを想定していたようですが、あまりに痛がるので開けて様子を見ることにしたとのこと。

痛みがひどいので胃を開けることになりました。開けるときれいでありましたが、押さえたら1cmくらいの穴が開いていることがわかり胃酸が出る胃の半分を切ったとのことでした。なので胃酸は今も出ません。腸でその分を補うそうです。穴が開いて胃の中のものが外へ出ていたので排出する穴を右の腸の下に開けて排出させるとのことでした。

 


術後が大変でした。術後直ぐは点滴のみで栄養を取る状態からスタートです。それから水分を取ることから始め、うすーいお粥から段々と普通の粥、ご飯へ。とにかく食べるのに非常に長い時間がかかりました。それと食後のふくらみで苦しくなることがほぼ毎日ありました。米はまだふくらみが少ないのですが、パンはふくらみが大きく常に非常に苦しい思いをしました。特に食パンよりもロールパンは最大でした。こんなことでもない限り、わからないことです。1か月ほどで退院しましたが、その後も食事に時間がかかりました。仕事に戻ったのは3か月後のことです。胃を切る前は48㎏だった体重は胃を切ってから40㎏まで落ちました。しかし、徐々に食べる量も増やしていき、42kgまで戻りました。食べすぎ、食後の胃のふくらみには何度も襲われましたが、何とか普通の量まで食べることができるようになりました。