C型肝炎をそのままにしていませんか?

ある日、主治医から職場に電話があり、すぐに入院の用意をして病院へ来てくれとのこと。何故かを聞くと、肝臓のGOTとGPTが1200あるとのことでした。肝臓だから寝てるだけなので自宅で寝てますと伝えると、とにかく来てくれとのことでした。病院に行くと、急性肝炎であるので下げるための注射をしてもらい、次回、再度診察を受けるように言われました。

しんどくもなんともないので、普通に仕事もしながら次の診察に行くと、GOTとGPTは800に落ちていました。再度の注射をしてもらいまた、普通通りの生活で次の診察に行くとGOTとGPTは通常に戻っていました。C型肝炎でありウイルスは持ったままであると伝えられました。
C型肝炎とはC型肝炎ウイルスHCV)の感染により起こる肝臓の病気です。HCVに感染すると約70%の人が持続感染者となり、慢性肝炎、肝硬変、肝がんと進行する場合があります。現在日本では約100万人程度のHCV感染者がいると考えられているとのことです。
それから3年経過したときに検査すると、C型肝炎は消えていました。ウイルスが入った形跡があるだけとのことです。私のように急性の場合は消えることがあるとのことでした。大変良かったです。
主人がC型肝炎であったので、性行為からで治しはないかとのことでした。主人はインターフェロンで治しましたのでどちらも問題なしです。
インターフェロン治療のために血小板の値が低い副作用があります。飲み薬だけの治療ができたので治療も大幅に改善されたと思います。

C型肝炎をとりまく状況は効果的な治療薬の開発や治療費助成制度の整備など以前と比べて格段の進歩がみられ、しっかり薬を飲みさえすれば多くの方が副作用なしに短期間で治り、経済的な負担も軽いという時代になりました。しかし現在もウイルス検査を受けていない方、受けたけれど結果を覚えていない方、陽性と言われているが治療を受けていない方などが大勢残ってるとのことです。早期の対処をお願いしたいです。